家づくりって、どう進む?ドイツの家の家づくりの流れ【前編】
お家づくりって、ほとんどの方にとって初めての体験です。その上とても大きなお買い物。気になっても、一歩踏み出すのにエネルギーが必要なのではないでしょうか。
そこで、ドイツの家ちょっと気になるな~という方に、ドイツの家ではどんな風にお家づくりが進んでいくのか、お伝えできればと思います。

お家づくりの大まかな流れは、以下の通りです。
① お問い合わせ
② 土地探し(お持ちでない場合)
③ ヒアリング・ファーストプランご提示
④ 基本設計・お見積
⑤ 本契約
⑥ 建築確認申請など、各種申請
⑦ ⑥と同時並行で詳細打ち合わせ
⑧ 着工
⑨ 上棟
⑩ 竣工・お引渡し
前後編に分けて、ご案内しますね。
今回は①~⑤について書いていきます。
① お問い合わせ
カタログ請求フォーム、完成見学会など、どんな形でも構いません。ぜひぜひお気軽にお問合せください。
ドイツの家のお施主様との出会いは、
・メールのやり取りで不安を取り除かれて初めてお会いした方
・完成見学会で初めてお会いした方
など様々です。
ドイツの家には営業マンがおらず、初めましてから建築士の永木と私が対応させていただきます。
二人とも建築や暮らしの話は大好きだけど、営業トークが得意ではありません(小声)。
私たちがつくるお家の自慢は「プラン」と「どの季節でも心地よい室内環境」ですので、体感していただくのが一番!ということで、完成見学会、もしくはOB様のお家にご案内させていただきたいと考えています。
「○〇について、ドイツの家はどう考えているの?」といった質問を頂けるのはとても嬉しいです。例えば「1Fリビングと2Fリビングどちらがおススメ?」「太陽光発電って載せた方が良い?」などなど。
「キッチンは絶対にこのメーカーを使いたい!」といったご希望をお話しいただくのももちろんOKです。
② 土地探し(お持ちでない場合)
土地探しそのものの代行はしておりませんが、気になっている土地について、建築士の視点からアドバイスいたします。
採光・通風・周辺環境・工事性・法規など、その土地でお家を建てるうえでのメリット・注意点をお伝えします。
③ ヒアリング・ファーストプランご提示
住まいや暮らしへの思いをじっくりお聞かせください。
「どんな時間を大切にしたいか」「どんな空間が落ち着くか」など日々の過ごし方、お気に入りの家具や、本をたくさんお持ちなど、大切なモノのお話も伺ってファーストプランをご提案します。
「これからどんな図面を描こうか…」と、私たち建築士がワクワクする時間です。
お客様のご希望をお家としてまとめていくだけでなく、ご家族のお人柄、そして土地を見て、ドイツの家だからこそできる豊かな空間をご提案したいと考えています。
プランづくりの際に考えていることを建築士の永木がエセーに書いていますので、よろしければそちらもご覧ください。
④ 基本設計・お打ち合わせ
基本設計に進む際には設計料10万円を頂いております。この設計料は敷地測量など、より具体的にプランするために必要な調査に使わせていただきます。
ファーストプランをたたき台として、家の骨組み(間取り、窓、外観、階段、天井の高さ、ドアの位置)を決めていきます。
図面を見ながら「このお家でどんな風に過ごすかな…」と想像を膨らませる、難しくも楽しい時間です。
「脱衣室と洗濯室を分けてほしい」「ここは開き戸ではなく引き戸にしてほしい」など、ご家族のご希望をプランに反映していきましょう。
同時に、お見積りに必要なお打ち合わせも進めます。
ドイツの家では決まった標準仕様がありません。「とにかく断熱性能!」という方もいれば、「インテリアにこだわりたい!」「オーダーメイドキッチンが良いな」という方もいる。
お客様のご予算感と価値観に合わせて、建材(建具やフローリングなど)、住宅設備(キッチンやトイレなど)、断熱性能などをご提案しています。お客様にキッチンなどのメーカーショールームに足を運んでいただくこともあります。
また、お客様にはこのタイミングで住宅ローンの事前審査をお願いしています。資金計画が無理のない範囲か確認することで、以降のプランづくりを安心して進めることができます。
⑤ お見積り提示・本契約
設計内容をもとにお見積りを提示し、仕様や金額に納得いただけましたら本契約となります。
本契約は「これからこの設計内容・金額で家づくりを進めていきましょう」と、お客様と私たちで確認する節目です。
以降、建築確認申請(※詳細は次回ブログ)に進みますので、家の骨組みはこのタイミングで確定します。
お見積りは「この金額です、さあ契約してください」と足早に進むのではなく、お客様のご予算に納まるよう、仕様の優先順位を調整していきます。
Aを実現するためにBを諦める…なんて判断が必要な場面もありますが、お家づくりもここまでくると皆様「軸」がしっかりできていて、案外パパっと判断されている印象があります。
私たち建築士も「このお客様にはこれが必要、これがお似合い」という「軸」が見えていて、良い落としどころを見つけたいなと考えています。
なお、⑤で家の骨組みは確定ですが、以降もお打合せは続きます。その際に発生した費用については新しくお見積りをご提示し、採用が決まると追加で変更契約を結ばせていただきます。
次回ブログでは⑥~⑩についてご案内します!
