神奈川県・大磯町 自然に映える100坪の大きな家

「海を望む丘の街」として開発され、豊かな自然と温暖な気候に恵まれた神奈川県・大磯町で、現在ドイツの家を建築しています。
今回ご依頼をいただいたのは中国とドイツにルーツを持つご夫婦。長い時間をかけてされた広い土地は南側にひらけた好立地。そこに大型のドイツの家を建築していきます。

中国のデザインとドイツの性能を掛け合わせた家

土地が決まるまでの間にお話して決めた家づくりのテーマは「中国の四合院をドイツの技術で」。四合院とは中国で成立した住居形式で、中庭を四方から建物で囲む配置が特徴的です。
設計を進めていく中で四合院のデザイン要素の増減はありましたが、性能面では最大限級の大きなトリプルガラス樹脂サッシ、ダブル断熱、薪ストーブ、太陽光発電などスペックに。
中国デザインをドイツの性能で支えるという当初のコンセプトでまとめることができました。

パブリックとプライベートを分けた2つのダイニング

プランで特徴的なのがパブリックとプライベートに分けられた2つのダイニング。お客様用と家族用を分けることでメリハリのある空間に仕上がっています。
リビングはあえて設定せず、ダイニング以外の広い空間をアームチェアで自由に使うというのもユニークです。

素材とデザインにこだわったキッチン

キッチンはドイツのエッガーズマン採用。コンクリート塗装にガゲナウのビルトインキッチンが入りフルスペックでスタイリッシュな印象です。
またインテリアはタイガーウッドの無垢フローリングにエコフリースの壁。モールテックス塗装をポイントとして入れながら、無垢の木とコンクリートの色合いを基軸にしつつ、グレージュ(グレーとベージュを合わせた色)で構成しています。

自然に映える理想の住まい

山と海に囲まれた神奈川県・大磯町。土地から間取り、設備、デザインに至るまでご夫婦のこだわりが詰まったドイツの家を現在建築中です。自然と共生するというドイツの暮らしを感じる一軒、完成が今から楽しみです。

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