ドイツでの引っ越し時はキッチンも持ち込み

賃貸物件への入居や中古物件を購入した場合、日本ではほぼすべての物件にキッチンがついていますがドイツでは、お気に入りのソファやダイニングテーブルを新居へ持ち込むようにキッチンも持ち込むケースがあります。

つまり、ドイツにおけるキッチンとは単なる炊事をするための設備ではなく、自身の個性を反映した大切な家具として認識されているということ。

eggersmann(エッガーズマン)やpoggenpohl(ポーゲンポール)、SieMatic(ジーマティック)などのキッチンメーカーやMiele(ミーレ)、GAGGENAU(ガゲナウ)といった家電製品メーカーなど、ドイツのブランドが日本でも人気を集めている背景には、キッチンを家具として大切に考えるドイツ人の趣向性がうかがい知れます。

設備系キッチンと家具系キッチン

私たちがお客様にキッチンの相談をいただいた時は、まず最初に「設備としてのキッチン、家具としてのキッチン。どちらをお探しでしょうか?」とお伺いします。

もしお客様のご要望が設備ということであれば、日本の優秀なキッチンメーカーをおすすめする場合もあります。

しかし、家具ひいては自分自身の大切なスペースとしてこだわりのあるキッチンにしたいというお客様にはオーダーキッチンをおすすめしています。

一生モノのキッチンをつくるならオーダーキッチン

日本ではキッチンに合わせた使い方が一般的ですが、本来は間仕切りや引き出し一つとっても使う人によって勝手が異なるもの。

特に料理好きの方の場合は自分のスタイルが決まっているため、キッチンに不便さを感じてしまうという方も少なくありません。

そこで「ドイツの家」のオーダーキッチンでは面材の材質から色、形、位置、高さ、収納に至るまで一つずつ好みのものを選択することができます。

また、一つひとつを自身で選択していくオーダーキッチンの制作はクリエイティブかつ家づくりにおいて楽しみな工程の一つです。

利便性だけでなくデザインまで好みを反映させたオーダーキッチンは一生モノ。
経年すらも愛おしく感じられる理想のキッチンに仕上がります。