家づくりって、どう進む?ドイツの家の家づくりの流れ【後編】

2回に分けてお伝えしている、ドイツの家の家づくりの流れ。

① お問い合わせ
② 土地探し(お持ちでない場合)
③ ヒアリング・ファーストプランご提示
④ 基本設計・お見積
⑤ 本契約
⑥ 建築確認申請など、各種申請
⑦ ⑥と同時並行で詳細打ち合わせ
⑧ 着工
⑨ 上棟
⑩ 竣工・お引渡し

後編では⑥~⑩をご案内しますね。

⑥ 建築確認申請など、各種申請

建築確認申請とは、確定した図面をもとに、法律や安全面の基準を満たしているか確認してもらうための手続きです。
本契約後は確定した図面をもとに構造や省エネ性能を確認し、必要な各種申請を進めていきます。
本契約から建築確認申請がおりるまで、自治体や審査機関の状況にもよりますが、2か月ほどかかることがあります。

また、この期間にお客様には住宅ローン融資 本申込みの手続きを進めていただきます。
流れや必要な準備については、これまでの経験をもとにお伝えします。補助金が利用できる場合は、その手続きのお手伝いもいたします。

⑦ ⑥と同時並行で詳細打ち合わせ

お打ち合わせが最も白熱するタイミングです。決める内容はざっくり3つに分けられます。

1. 水回りの設備
キッチン、トイレ、お風呂、洗面化粧台
2. お家の仕上げ
外壁、屋根、床材、壁紙、タイルなどの色
カウンターやニッチ、収納棚など大工さんにつくってもらう部分(造作工事)
3. 電気
照明、コンセント、スイッチ、インターホン、ネット引込み、エアコンなど

サンプルや施工事例の写真を見ながら、お客様がしっくりくるお色を一つ一つ決めていきます。
造作工事では「タオル掛けを追加して、品番はコレ、取り付け箇所はココ」「ここに収納棚がほしいな、プリンターを置きたいから奥行きは400で」などなど、デザインも使い勝手も考えて図面におとしていきます。
特に最近は便利なアイテムが増え、ネット・Wi-Fi環境が生活に不可欠になり、太陽光・電気自動車の充電器などを検討するケースもあることから、電気のお打合せのボリュームが大きくなっています。
日々新しいアイテムが出るのでその都度私たちも勉強です。
また、名作と呼ばれる照明を1,2点、お家の見せ場にチョイスされる方もいらっしゃいます。
ちょっと勇気がいるお値段ですが、実際にお家に付くとその格好良さは圧倒的です。「せっかくのマイホーム、名作照明を迎えたい!」という方は、ぜひ建築士 永木にご相談ください。
嬉々としてその方、そのお家にぴったりの照明をご提案いたします。(家具のご相談もどうぞ)
工事のタイミングによって決める内容の締め切りは異なりますので、お打合せの中でお知らせします。

⑧ 着工

建築確認申請がおりたら、いよいよ工事が始まります。ドイツの家は工務店です。自社の現場監督が中心となり、たくさんの職人さんの手によってお家がつくられていきます。
工事は基礎から始まります。
その名の通りお家の基礎でとても大切な部分…ですが、コンクリートの養生期間があったりして見た目としては地味です。
けれど今まで図面でしか見てこなかったお家の大きさがわかるようになり、おお~と感動します。
地鎮祭は、ドイツの家のお客様ですとされる方、されない方が半々くらいです。ご希望に合わせて対応させていただきます。

⑨ 上棟

上棟とは、柱や梁などの構造材を組み上げる工程です。
助っ人の大工さんもやってきて一日で一気に組み上げ、家のかたちが立ち現れます。
上棟後、床や壁がある程度つくられると、現場の中にお施主様をご案内できるようになります。
お部屋の広さを体感したり、お家ができた後には見られなくなる柱や梁を見ていただいたり、お家づくりを楽しんでいただけたら嬉しいです。

また、家づくりの工程に合わせて、第三者機関や確認審査機関による検査を受けます。基礎や構造など、それぞれのタイミングで必要な検査をクリアしてから次の工程に進みます。

⑩ 竣工・お引渡し

工事と検査が完了すると、お客様にお家を確認していただき、お引渡しとなります。
お引渡しに向け、登記や住宅ローンの手続きなども進めていきます。

ここまでたくさんのお打合せを重ねてきたお家が、いよいよお客様の暮らしの場所になります。
お引渡し後も、メンテナンスや住まいについてのご相談があれば、お気軽にご相談ください。

ここまで読んでくださった方に、ドイツの家を身近に感じていただけたら嬉しいです。
「これってどうなの?」と気になることがあれば、どうぞお気軽にお問い合わせください。皆さまの「こんな家にしたい」をお聞かせいただけるのを楽しみにしています。