ドイツの家のコンセプト「美しく暮らすためのパッシブデザイン」について
住宅省エネ化の潮流をうけて最近は私たちビルダーだけでなく一般の方にも浸透しつつあるパッシブデザイン。
パッシブデザインとは日光や風など自然エネルギーを用いた省エネ住宅のことを指しますが、その考え方や出来上がる家の特徴はビルダーによって様々。
そこで本日はドイツの家が考えるパッシブデザインについてお伝えしていきます。
目次
1.ドイツの家は”デザイン”を根幹とした家づくり
パッシブデザインは断熱性や気密性、建材のスペックなど性能面が注目されがちですが、ドイツの家では外観やインテリア、庭など美しいデザインに囲まれた暮らしを前提として「美しく暮らすためのパッシブデザイン」をコンセプトに家づくりを行なっています。
デザイン重視というと快適さを我慢する代わりに美しさを得るというイメージがあるかもしれませんが、今の時代において美しさを享受するためにたくさんのエネルギーを使用するというのは許されないこと。
そこでドイツの家では美しいデザインを維持するためにパッシブデザインが必要という考え方で家づくりを行っています。
2.家を建てるということは暮らしをデザインすること
「将来どのような人生を送りたいか」という構想をライフデザインと言いますが、家づくりにおいてライフデザインを考えることはとても大切です。
それは長い時間を過ごす場所だからというだけではなく、家は自分たちが好む世界観を表現する場所でもあるからです。
家づくりにおいて重要なことは身の回りのライフデザインも含めて自身の周辺を美しく装うこと。それを私たちは「快適性」と定義しています。
3.ドイツの家のパッシブデザインとは
例えば、自然を感じながら暮らしたいという意向であれば室内のインテリアと庭をひとつなぎにするような大きな窓を取り入れます。
しかし、窓は大きいほどエネルギーが漏れてしまうため、窓の性能をあげて景観や居心地を維持する。このようなアプローチがドイツの家のパッシブデザインです。
お施主様が持つ美意識や理想の暮らしを”デザイン”によって実現すること。それが注文住宅を選択されるお客様の本当のニーズであると私たちは考えています。
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