新築注文住宅を建てるならどんな土地がいいか?
注文住宅を建てるときに大切なのが土地探し。土地探しは駅に対しての立地や学区など生活に紐づくポイントだけでなく、その土地ならではのコストや方位までを視野に入れて選定していく必要があります。そこで本日は土地選びのポイントについてお伝えします。
■土地を選ぶときのポイント1 – 前面道路に対する高低差
全面道路に対して高低差がある場合は一般的には用壁や外構をつくるなどコストがかかる場合があります。高低差が少しでもあれば用壁または基礎上げを行う必要があるため、コスト面で考えると土地はなるべくフラットな場所が望ましいと考えられます。
■土地を選ぶときのポイント2 – 前面道路の幅
前面道路は4m幅がない大型の重機が入れず手運びになるためコストが上がりやすくなります。また4m以下の場合は前面道路の幅員を広げて土地の境界線から一定の間隔を確保して建物を建てなくてはならないためこちらもコスト増が見込まれます。
■土地を選ぶときのポイント3 – 地盤
土地を選ぶときは地盤の硬さも重要。軟弱地盤だった場合は地盤改良を行う必要があるため地価と別にコストが発生する場合があります。立地にもよりますがコストを抑えるためには「硬質地盤」の土地を選びたいとこです。
■土地を選ぶときのポイント4 – 方位
冬に暖かく夏は涼しい家は基本的に南面している土地です。日射量は冬の南側が最大、同時に夏の日射量は水平面を別にすると東と西が多く南が少なくなります。方位は設計で工夫できるところでもありますが、土地を選ぶときはなるべく南面している土地を選びたいところです。
■土地探しのアドバイス
今回は土地探しのポイントとして前面道路の高低差、幅、地盤、方位というお話をしましたが、方位は採光計画や二階にLDKを設置するなど設計面でカバーできる要素が多いところなので主にはコストに目を向けたいところです。
土地を探す際はなるべく地価と別でコストがかからないように「高低差のないフラットな場所」「前面道路から4m以上離れている場所」「硬質地盤の場所」を意識してながら探してみてはいかがでしょうか。