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私たちが”ドイツの家”にこだわる理由

メルセデス・ベンツ、BMW、アウディ、ポルシェなどの高級車をはじめ、世界三大ピアノブランドのスタインウェイ・アンド・ サンズの発祥地という世界有数の工業大国ドイツ。

また、ドイツは環境政策や医療、教育、音楽・芸術などあらゆる分野に精通していることから留学やビジネスで日本からの渡航経験が多い国としても知られています。
弊社では"ドイツの家"という注文住宅を取り扱っていますが、これは単にドイツの建材を用いた家ということではなく、ドイツの文化が育んだ"住"に対するこだわりを日本の風土に合わせて表現し、より上質な暮らしを提供するというミッションの元で取り組んでいます。

そんなドイツの暮らしを語る上で欠かせない言葉が「ゲミュートリッヒ」。
これを日本語に直訳すると「居心地良い」「くつろいだ気分」という意味になりますが、ドイツにおける「ゲミュートリッヒ」とは、ドイツ人が持つ暮らしへのあらゆる住まいの理想が込められた奥深い価値観です。

なぜドイツは"住"にこだわるのか

首都ベルリンが北緯52度に位置するドイツでは日本と比べて冬の期間が長く、労働環境においても残業をしない風習が定着しており仕事を終えたらすぐ家へ帰り家族と一緒に過ごします。

またドイツは外観への規制が日本よりも厳格化されており、美しい街並みを維持することを大切に考える風習があります。
そのため、長い時間過ごす家のインテリアにこだわるなど"住"を通じてオリジナリティを表現する文化が定着しています。

ドイツの人々にとって住まいは、厳しい冬でも家じゅう暖かくすごせる高い断熱性能に加えて、家族とゆったりとくつろぐ広いリビングやファミリースペース、プライバシーを確保できる間取り、「人生の半分は整理整頓」ということわざがあるほど美しく効率のよいキッチンや家事動線、たっぷりとした収納スペースが大切なのです。
またデザインや家具は直線的で飽きのこないシンプルなものが好まれる傾向にあります。

日本とドイツでは基準が大きく異なる断熱性能

住宅の断熱性能でもっとも大切となるのは熱の出入りが大きい窓です。
窓の断熱性能を示す基準の一つに「熱貫流率」という数値があります。
これは数値が小さいほど断熱性能が高いという見方をします。この熱貫流率において日本では国が定める省エネ区分において現在最高等級とされるのが2.33以下で、よく見受けられるアルミ複層一般ガラスの窓は4程度です。一方ドイツでは1.3を超える窓の使用が禁止されています。
日本の基準値がドイツに比べてかなり低いことがわかります。

住宅の断熱性能が不足すると住まわれる方々の健康を害してしまいます。実際に日本はドイツより温暖な気候であるにも関わらず、ヒートショックで亡くなってしまう件数はドイツよりはるかに多いのです。

なぜ"ドイツの家"を建てるのか

私たちがはじめて「ゲミュートリッヒ」という価値観に触れたのは今から30年前。
植物油ベースの自然塗料オスモカラーの輸入事業をスタートさせたときでした。

当時現地で見学した家々は雪国ならではの急勾配かつカラフルで美しい大屋根。
大きくとられた窓からは自然光がたっぷりと差し込み、近隣の自然とリビング・テラスがつながる大きなスペースからはドイツの人々が暮らしと自然を大切に考えるという価値観を垣間見ることができました。

またそれほどに大きな窓でも室内はどこでもとても暖かく、かつエネルギーを無駄にしないドイツの住まいにおける高い技術革新を見ることができました。

それらの経験によって私たちは、自然を慈しむ価値観や世界から評価されている高い技術力に日本との共通点を見い出し、またこれからの日本の住まいの性能をドイツの住まいに見い出し、「ドイツの家」の提供を開始。
おかげさまでたくさんのお施主様からご依頼をいただき、今年15年目を迎えることができました。

私たちが目指すのは今も昔も「ゲミュートリッヒな家づくり」。
暮らしにおける実用性から色彩、造形、家具のテクスチャに至るまで、住まいへの上質なこだわりをお施主様と二人三脚で形にしていきます。

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