これがドイツ流!庭と建物のつながり

日本の住宅における庭は、土地の面積によって優先順位が低下してしまう場合もありますが、ドイツでは家づくりの際にとても重要な要素として考えられています。

ドイツの家の庭

目次

  1. 1.庭にこだわるドイツ流の暮らし
  2. 2.庭をインテリアと捉える
  3. 3.庭のある暮らしを楽しむ家づくり
  4. 4.庭とリビングを一体化させる手法

 

1.庭にこだわるドイツ流の暮らし

ドイツは日本よりも景観に対する規制が厳しいため、プライベート空間として特に重要視されているのが裏庭

日本よりも暖かい時期が少ないドイツでは、気候の良い日は外でバーベキューを楽しんだり、くつろぎたいというニーズが高く、個性のある裏庭を作りたいと考える人が多い傾向にあります。

また、一軒家以外の集合住宅でもクラインガルテン(共同庭園)が設けられるなど庭を大切にする文化が根付いています。

ドイツの家の裏庭

2.庭をインテリアと捉える

ドイツの家々は庭を住宅と一体化させインテリアの一部として捉えるというのが特徴。

特にリビングと庭のつながりは家を建てる上で重要視される部分であり、ドレーキップ窓とフィックス窓を組み合わせた大型の窓でリビングと庭を一体化させるという手法が多く用いられています。

日本の場合は日本庭園がそうであるように庭を個別のスペースとして完結させるという考え方が多いですが、ドイツはインテリアとして住宅と一体化させるという考え方が主流になっています。

ドイツの家のリビング

3.庭のある暮らしを楽しむ家づくり

ドイツ流の暮らしは庭とリビングのつながりが一つのテーマ。中にはキッチンと庭が繋がっていて、休日に友人を招いて裏庭で食事をしたり、趣味でハーブや野菜を育てたりと家庭によって使い方がアレンジされています。

またガーデニングや菜園だけでなく、リビングから広々とした庭を眺めると空間が広がって見えて開放感がありますし、自然を感じながらの暮らしはとてもリラックスできて気持ちが良いものです。

ドイツの家のリビング

4.庭とリビングを一体化させる手法

庭とインテリアを一体化させるためには大きな窓が必要ですが、日本で普及している建材では難しい場合が多いというのが実情です。

しかし、私たちが扱っている「ドイツの窓」は剛性が高く大きな窓を作れるため、大型のフィックス窓を使って庭の眺望に対して額縁のような雰囲気を持たせることができます。

余暇を楽しむ裏庭のプライベート空間、注文住宅を建てようと考えている方はぜひ参考にしてみてください。

 

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