ドイツの家の外壁材について
建物を雨や風、紫外線から守ることに加え外観デザインにも大きな影響を与える外壁材。本日は外壁材の種類やメリットデメリット、そしてドイツの家の外壁材へのこだわりについてお伝えします。
目次
◆外壁材の種類は?
ドイツの家では塗り壁を標準としていますが、一般的に国内で扱われている外壁材で圧倒的なシェアを占めているのはサイディング。そのほかにはガルバリウム鋼板といった種類があります。
サイディングにも様々な種類があるのですが、以下では外壁材をサイディング、ガルバリウム鋼板、モルタル塗装と大きく分けてそれぞれのメリットとデメリットについてお伝えしていきます。
◆各外壁材のメリット/デメリット
サイディングは組み立ての工法であるためコストを抑えられることと工期が早いという2点が挙げられます。一方、デメリットはタイル調や木目調など質感が本物と異なる点とメンテナンス。素材の間は打ち直しをする必要があるため10〜15年程でメンテナンスが必要です。
モルタル塗装については素材の質感が良く、表面の凹凸がデザイン的にも優れています。イニシャルコストこそサイディングよりもかかりますが、メンテナンスが洗浄による汚れ落としだけで済むためランニングコストの面では優れているといえます。
ガルバリウム鋼板もサイディングと同じくコストや工期の面がメリットと言えます。欠点は鉄鋼板という素材の性質上熱の影響を受けやすいことが挙げられます。デザインにおける好みの問題も大きいと考えられます。
◆ドイツの家の外壁材について
ドイツの家は充填断熱の場合にはモルタルの上に塗装を行うジョリパッド仕上げ、ダブル断熱の場合は外張り断熱のロックウールに塗装を行うことが標準仕様となっています。その理由はドイツの家の樹脂サッシは内付けで外壁より内側に設置されるため。外壁を塗装で仕上げることで窓の周りに凹凸があるヨーロッパらしい外観に仕上がります。
◆まとめ
一口に外壁材といってもその種類は様々でコストやデザインなどお施主様のこだわりによって使用する素材こそ異なりますが、メンテナンスや外観デザインには大きな影響を与える部分であるためデザインにこだわりたいという方は外壁材について知っておくと住まいをイメージしやすくなります。
InstagramやPinterestで好みの外観を見つけたらサイディング、ガルバリウム鋼板、モルタル塗装のどれを使用しているのかをチェックしてみてはいかがでしょうか。
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