ブログ

住まい手の話が聞ける東京・モデルハウス元八王子

ドイツの家では兵庫県神戸市柏尾台、三田市学園、愛知県日進市、東京都八王子市にモデルハウスを設けさせていただいております。

中でも平成29年に竣工した東京のモデルハウス元八王子は、弊社関係者の親族の方が実際に居住されている建物。
お客様のご希望があれば、住まい手から直接話を聞くことができるという全国的にも希少なモデルハウスです。

DACH HAUS(ダッハハウス)のモデルハウス

モデルハウス元八王子は60坪以上の建物を対象としたシリーズ「DACH HAUS(ダッハハウス)」。
お施主様の要望を汲み取りつつ、ドイツらしいデザインや住宅性能を備え「ゲミュートリッヒ」を目指した住まいです。

性能の先を見据えた家づくり

最近は断熱をはじめ住宅性能を特徴とする家々も多く見受けられますが、私たちがモデルハウス元八王子を建築するにあたって大事にしたのは「性能を踏まえた上での美しさ」。
それは性能と空間デザインを両立すること。

例えば、断熱性能を測る指標として「UA値・C値・Q値」などがありますが、これらの数値を改善する最も簡単な方法は部屋と窓を小さくすることです。

しかし、モデルハウス元八王子では高性能な断熱材に加えて樹脂サッシ窓の「エーデルフェンスター」や外付けブラインド「ヴァレーマ」などドイツの建材を使用することで断熱性能を高め、大きな空間と窓を採用し、妥協のなくデザイン要素を取り入れることができました。

天井高6mのエントランスと和室

エントランスを入ってすぐの土間は天井高6mを確保し、開放感を演出。
壁には質感の豊かな大谷石を使用することで、ゲミュートリッヒな空間づくりを意識しました。

また、隣接している和室は奥様の勉強部屋でお施主様からご要望をいただいたスペースの一つ。
しかしながら、和室は日本特有の間取りのため一般的には木製の建具を合わせる必要があり、エントランスとの調和を図るためには一工夫が必要。

そこで和室は土間の天井にある大きな窓から明かりを取る仕様に。
和室の天窓と明るい土間を一体化することでエントランスや全体の内装との統一感を意識しました。

自然との一体化を意識したリビング

ドイツにおける庭は暮らしを彩るための重要な要素の一つ。内外と切り離して考えるのではなく、自然の中で生活をするようにリビングと庭は一体として考えます。

そのためリビングは表庭と裏庭に挟まれ自然の中に家があるようなイメージに。
風抜けがよく光もたくさん入る心地よい空間に仕上がりました。

また一軒家の天井高は一般的に2.4mほどですが、モデルハウス元八王子では天井高3m。
自然の景観と合わせて天井を高く取ることで圧倒的な開放感を演出しています。

夜になればまた違った表情を見せてくれるリビング。
あらわし梁と天井のレベルを合わせて掘込み照明を当てることで立体感が生まれ、落ち着いた空間に。昼と夜で違った印象を楽しめるリビングは家族の憩いの場所です。

モデルハウス元八王子は完全予約制で見学可能

モデルハウス元八王子は本日紹介した箇所以外にも随所にドイツの暮らしの知恵や工夫、デザインが詰まった一軒。
建物の見学はもちろんですが、住まい手の話が聞けるのもモデルハウス元八王子ならではの取り組みです。

関東地方・東海地方にお住まいの方でドイツの家にご興味のある方はぜひ一度足を運んでみてください。

この記事を共有する

その他最新ブログ

ドイツの家の建築家が考える日本建築とは

【建築家コラム】毛綱毅曠に弟子入り、建築家としての修行

心地よさを生む空間のつくり方

ドイツの家 施工事例紹介 三田市ワシントン村

住宅の資産価値について考える

建築家のおすすめの収納家具ブランド〜TEAM7(ティームセブン)〜

CONTACT
「ドイツの家」に関するご質問・ご相談に
関してはこちらからお問い合わせください。