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ドイツの家のフラッグシップモデル〜柏尾台モデルハウス〜

2023年11月に完成見学会を実施させていただいた柏尾台モデルハウスは、ドイツの家が大切に考えている住まいのコンセプトを表現したフラッグシップモデルといえる住宅です。

・エネルギーを極力使わない暖かい家をつくろう
・性能にはしっかりお金をかけよう
・寿命がある設備はシンプルに

眺望と暖かな自然エネルギーをもたらしてくれる大型樹脂窓とベランダ、後から変更しにくい断熱は外壁断熱に。外付けブラインド「ヴァレーマ」で日射量をコントロールしつつ、エアコン、給湯は国際標準規格DALIを用いたシステムで自由自在に制御。そして、忘れてはならないのがデザイン、外観だけでなく室内の細部に至るまでこだわりました。

とはいえ、この柏尾台モデルハウス。実はゼロから着想したモデルではなく、以前からドイツの家が掲げていたコンセプトを時代と共にアップデートしながら、数々のお客様との家づくりによって培われた積み重ねが表現されています。

その中の一つが長野県伊那市のドイツの家( https://osmo-edel.jp/column/20230925-2/ )。冬場は氷点下にまで気温が下がるこの地域での家づくりは「寒冷地なのに日射量が多い」という特殊な環境下での一軒でした。

そこで従来から行っていたパッシブデザインを一考。もっと思い切ったパッシブデザインにするべく、2階にベランダを作り日射量を思いきり貯めつつ、個室が並ぶ1階にも窓から熱が入るように工夫。その結果、シングル断熱にも関わらず、外の気温がマイナス2度であっても、暖房をつけずに室内の気温を14度に保つという理想的な住まいに仕上がりました。

お施主様とも「このパッシブデザインをこれから建てるドイツの家のモデルハウスに盛り込みたい」と話し合って許可をいただき、柏尾台モデルハウスへ採用することができました。

柏尾台モデルハウスにはダブル断熱に加え、国際標準規格DALIを用いたホームオートメーションの導入、南側に最大の樹脂サッシを入れベランダの掃き出し大きさ窓で太陽熱をとるなど、高級仕様になっていますので冬場でも無暖房で快適に過ごすことができます。

柏尾台モデルハウスはフラッグシップモデルとあって仕様や設備は細部までハイグレードなスペックになっていますが、そのルーツは長野県伊那市の施工事例。柏尾台モデルハウスの兄弟分のような存在ですね。

そんな柏尾台ドイツの家のフラッグシップモデルは現在も見学予約を受付中。現在のどいつの家が余すことなく表現されておりますので、気になった方はぜひご来場ください。

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